家庭園芸で石灰を使用することは多くあると思いますが、一口に石灰と言っても、いろいろな種類があって、どれを使えばいいのか迷われることが多いのではないでしょうか。今回は、石灰の種類と特徴について簡単に説明します。
県内の高梁川流域などにも多くみられる石灰岩が石灰の原料で、これを粉にしたものが「炭カル」と呼ばれるものです。特徴は効果がゆっくりと出て、長く土壌の酸度を調整してくれることです。この「炭カル」に、植物にとって重要な微量要素であるマグネシウムを加えたものが「苦土石灰」で、同様にゆっくりと効果が出ます。
石灰岩を焼いて粉にしたものは、「生石灰」と呼ばれ、水をかけると激しく発熱して「消石灰」になります。「生石灰」は食品の乾燥剤などに、「消石灰」は運動場のライン用などにも使用されています。この二つは、いわば短期決戦派で、まくとすぐに効果を現します。植え付けの2~3週間前にまくように注意が必要です。
さらに最近では、貝殻などを原料とする「有機石灰」も出回っています。この特徴はゆっくりと効果が出ることと、種々のミネラル分を含んでいることです。
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